午後21時頃の話だった。



「ごめん…別れよう…」



急に彼から別れようと言われた。



「…」



私は彼の気持ちに薄々感づいてた。



浮気しているとも思っていた。



でも、私は彼をとても大好きだった。


愛していた…



そんな急に忘れられるはずがない…



ヒック…ヒック…


彼が私の前から消えたあと、私は泣いた。


ポツッ…ポツッ………ザァー


そして雨が降ってきた。



私の気持ちを察したかのように。



ザァー…ザァー…