次の日

あれから泣き止んだ私はお風呂に入ってすぐ寝てしまったらしい。
ブレラさんは部屋の外で見張りをしていたらしい。
今は車で学校に行く途中。もちろん運転はブレラさんやはり車内は静か。

まあ、朝だから私も話しかけれないんだけどね。

学校に到着。

「ブレラさん
学校終わったら連絡しますね」

「…」

ブレラさんは無言で頷き去っていった。

本当に感情がないってこういう感じなんだ…
何か…寂しい

「「シェリー!!」」

テラとヒルトが駆けつけて来た。

「2人ともおはよう…」

「「おはようじゃない」」

2人に怒られた…

「昨日休みなのは許してあげる」

なら、なんで怒ってるんだろう?

「今の男は誰だ!!」

ヒルトが叫んだ
テラもそのことで怒ってるらしい。

「私のボディーガード」

「「ボディーガード!?」」

頭に響くよ…
うるさいな…

「シェリー…新しいのつけたの?」

「うん
お父様が用意してくれたの」

「にしては…美男で若いよな…俺たちとかわらねぇよな…年齢…」

「うん
2つ違いかな」

2人は険しい顔をした。
「なによ?」

「また求婚されるぞ」

と、ヒルトが言い。

「そこは大丈夫だよ」

2人にブレラのことを話し案の定驚いていたが納得したらしい…