「うちのいとこの通ってる小学校、ポルターガイストがあるんですって」 これって凄いことだよね? だから思いっきり深刻そうに話したのに、 「ふーん、そうなんだ」 永久さんの返事はそんなもので、白夜さんにいたっては欠伸をされてしまった。 「ちょ、これって凄くないですか?」 「そう? 白夜」 「……くだらん」 「だ、だって! もしかしたらまたあんのが襲ってきたり!」