連休が終わった。
又皆の元気な顔が見られる!
「おはよ、心愛。」
「あっ、おはよー息吹!」
「連休中1人で寂しくなかった?」
「うん。最初はね。でも、瞬が
戻ってきてくれたから平気だったよ。」
「―――…瞬が!?」
「うん。戻ってきてくれるなんて思ってなくて。凄く嬉しくって…これが恋かな?なんて…///」
「…………ホント、アイツってラクしすぎ。
僕なんてこんなに近くにいるのに届かない。」
「えっ…?何?」
「心愛は初恋まだだよね!?」
「うっうん。」
「それって恋とは違うんじゃない?」
「えっ…?」
どういう事?
「冷たくされた後に優しくされたから
嬉しくなっちゃっただけだよ。」
「…………。」
そ…そうなの!?
「それに心愛を好きじゃないって
言ってる奴に渡したくないっ…!」
あたしは突然息吹に抱き締められた。
あぁ……一人浮かれてバカみたい。
「息吹っ……。」
あたしは息吹に抱き付いた。
泣きじゃくったあたしを支えてくれるのは
息吹だけ。
でもこの気持ちは偽物じゃないと思うの…。
そうしたらこの気持ちはどうしたらいいの…?