「はぁ……」

―――あたし、相当ヤバいかも。


今別れたばかりなのに、
もうルキに会いたくて仕方ない。






ルキが好きすぎるんだ…。



「ま〜た、瑠樹のことで悩んでん
の?華菜」

「お、お姉ちゃん!!」

気づけば真後ろには、
あたしの1つ上…
現在高校3年生の、
3番目のお姉ちゃんがいて。


飽きれ顔であたしを
見下ろしていた。