ケータイ小説 野いちご

冷甘バタフライ

StoryⅠ
それは、まさに悪夢。

ピ―――ッ。


目覚まし時計が鳴る。


「る、さい…」


バンッ。


手で強く叩かれ、目覚まし時計にヒビが入った。


「かなんー、起きろ。朝だぞー。母さんが呼んでる」


ドアを開け、人が入ってきた。


「冬兄うるさい…」


「にゃーん…」


愛猫のミーシャと私の声が重なる。

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