そんなぶたさんを、遠くから見ている影がありました。 ぶたさんは常にネガティブ思考なので、 自分をばかにしてるんだとか、何かいやがらせをしようとしてるんだとか、そんな事ばかりかんがえていました。 ときどき、誰かに呼ばれているような気がしたり、肩を叩かれたりしたような気もしましたが、ぶたさんはおびえるばかりで、見ようともしませんでした。