そこには、十也先生がいた。

「萌佳、永遠大きくなったな!
もう1ヶ月たったよな?」

「はい。先生。」

「卒業してからも、実家にいるのか?」

「一応、部屋を決めるまでは…」

「彼女連れて遊びにいってもいいか?」

「ぜひ来て下さいね。じゃあ失礼します。」

先生に挨拶して先に進んでるお義母さんについていった。

教室の前まで来るとドキドキする。

だって来る事、伝えてないんだもん。