ケータイ小説 野いちご

桃色の蜘蛛、只一つの罪【短篇】

蜘蛛の糸

眠らずに夜を過ごすと、明け方の薄暗さに妙な不安を感じる。

一日の終盤に見かける、夕暮れの薄明かりに妙な安心を感じる。

太陽が登る暗さと沈む時の明るさに何か違いがあるんだろうか…。

空の色。

街の音。

空気の温度。

生き物の声。

匂い。

思考…。



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