ネイルサロンの帰り道。


友達と別れた後、バックから携帯を
取り出す。


「もしもし？
　今から来てほしいんだけど。」


こう言えばいつでも駆けつけてくれる
彼が居る。


携帯をいじっていると目の前に停まる
バイク。


ドドドとエンジンをふかし
タンクトップ一枚から見える引き締まった逞しい腕。


ヘルメットを脱いで寝てた髪を直す癖。