「お母さん、いつ戻れるか分からないけど、絶対に戻ります。

『私』を見てもらえるように・・・

行ってきます」


携帯電話を切り、ため息をつき広がる海と青空を眺める。



母への電話が留守番電話になり、残念な気持ちと安心した気持ちが交錯して消化不良のようだ。


私はどちらを望んでいたのだろう


どちらも望んでいなかったのかもしれない、そう思うことで留守番電話で良かったと思うようにしよう。