「さ、着きましたー。

どうぞ入って下さい」

スッ

なんか…………………

「殺風景ですね……。」

「はいー。

何にも置くものが無いんですよ」

ふふっ、と笑っている。

「荷物は好きなところに置いてくださいね」

「ありがとうございますー」

持って来た荷物を取り合えず端のほうにおく。

荷物は、

着替えとケータイとお菓子と洗面道具と

お金(この時代の)と香水と

前髪を止めるゴム。

俺こう見えてお菓子大好きなんだよねー♪