姫は、同族である人間に愛され

せめて両親に子と見て欲しかった

異形達を父母兄弟にように思うが
やはり、違うと姫は思った

異形の子らは親に甘えていた、
成体になるまでは庇護をうけていた彼ら兄弟姉妹に劣等感すらあった時がある

自分という存在を父母にと願い次元を覗いたりもした
異次元を覗いた結界体調を崩した
人の身には荷が勝ち過ぎた為である