ケータイ小説 野いちご

いつも何度でも

現在
恋する鳥


誠之は朱里に昼食を渡した後、車から秘書の正木に電話する。

「今から出社する。迷惑かけたな。あ、それから明日から1ヶ月、10時出社、17時退社でスケジュール組んで。土日も休む。は?訴訟。まさか。彼女は自分が悪いと思ってるくらいだ。最終決定だから。じゃあ詳しいことは社で。」

正木の悲鳴が聞こえたが、無視して携帯を切った。

少しでも彼女の側にいたい。

いい歳して笑えるが、さっき別れたのにもう会いたい。

誠之も初めての感情に戸惑っていた。



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