「曇ってんなー」
「なんかあるんか、今日」
「んー…雨が降りそうやなーと」
クラスの奴と話してたら
息を切らした佐々木が入ってきた
「ギリギリー」
「……はぁ…っ…げほっ!うるせっ…」
佐々木が俺を睨みながら言う
「………ギリギリだ、ろうと間…に合えばええねん」
息は整っていないが佐々木らしくない発言
「わぁ…委員長ふりょー」
ニヤニヤと俺が返しながら水を渡すと無言で俺の手から取った
ケータイ小説 野いちご
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