あれ?ここ俺の部屋………?

ゆっくりと目を開ければ見慣れた天井

「……っ!?」

頭に違和感を感じ手を当てれば包帯が巻いてあった

「………はぁ…」

キョロリと部屋全体を見回しため息をついていると誰かが部屋に入ってきた

「あーーっ!?
お兄ちゃん起きてるっ!!」

「……うるさい」

妹だった。果てしなく五月蝿い声で叫ぶから、つい顔をしかめた

「……おかあさーんっ!!お兄ちゃん起きてるーっ!!」

「だから五月蝿い……」