暁も私のことが好きだと知り、るいさんと話し合うことを教えてくれ、さらには……2度目のキス。



昨日は短時間にいろんなことが起こりすぎて、しばらくはそれ以外のことは上の空になってしまいそう。



暁は、るいさんと話し合ってちゃんと別れることができたら連絡するって言ってくれた。



そう言ってくれた以上、私は暁からの連絡を気長に待つしかない。



まさか、私のこの片思いが実ることすら諦めていたんだから、暁とのこれからを考えられるだけでも幸せだと思わなきゃ……!



バイトもせず、時間が有り余っていた私は、自分の部屋のベットやリビングのソファーで転がりながら、暁との妄想をたくさんしていた。



妄想はタダだしバレなきゃいいもんね。



……だけど、時より不安にもなった。



暁とるいさんが別れる保証も、暁が1週間経っても私のことを好きでいてくれる保証もどこにだってない。