ケータイ小説 野いちご

今日から私、キケンでクールな彼に溺愛されます。

第1章
もっと知りたいのに



日も暮れてきたので、私と沙良ちゃんは遊園地をあとにした。



沙良ちゃんの方が乗った電車を先に降りて、沙良ちゃんとは電車の中でわかれた。



さっき電車に乗った時に、ママに"今電車に乗って帰ってるよ"とメッセージを送った。



すると、ママから"雅己が駅まで迎えに行ってくれるって"と返事がきていることに気づいた。



ちょうどバイト帰りらしく、まー兄が駅まで迎えに来てくれることになった。



夜だということもあり、最寄駅から家までは歩けなくもないけど……正直夜道を歩いて帰るのは怖い。



5分後にまー兄は迎えの車が止まるロータリーまで来てくれた。



「悪い。友達に渡す荷物が助手席に乗っちゃってるから後ろ乗ってくれる?」

「はーい」



私は言われる通り、後ろの席に乗り込んだ。



「今日、光聖と遊んでたんだって?」

「えっ?!なんでまー兄知ってるのっ?!」



乗って早々、第一声がそれだった。



「光聖とは中学の時よく連んでたからなー。情報が回ってくるんだよ」

「そ、そういうことか……」

「高校一緒なんだろ?もしかして告られた?」




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