ケータイ小説 野いちご

あたしはあなたの虜~先輩のキスは魔法のキス~

閉ざした心




今日はずっと質問攻めで疲れたなぁ、何故か永田くんから。



てっきり先輩のことが好きな女の子から質問攻めにあうと思ったのに、何故か永田くん。



もしかして永田くんってそっち系の趣味があるとか!?



なんて変な想像を膨らませていたあたしの背後に忍び寄る一つの影。





「るーいっ!!一緒に帰ろっ!!」




肩を思い切りガシッと掴まれ、驚いて思わずビクッとなってしまう。



クルッと向きを変えて、肩を掴んだ相手の顔を見てみるとやっぱり……





「やっぱり香織ちゃんかぁ、びっくりしたぁ」


「あはは!びっくりしたか?ってことで一緒に帰ろう!」




ニコニコ顔の香織ちゃん。こんなに嬉しそうにされると断るのが辛い……。



でもなぁ、今日は“あの人が”ね……







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