俺はコーヒーをこよなく愛する男、


この一杯が堪らなく旨い、


しかし俺は猫舌で熱いままでは飲めない、


そのためいつもある程度冷めるまで待ってから飲むのだ、


そこで事件は起きる、


待っている間にコーヒーがある事を忘れてしまうのだ、


あぁ、また今日も忘れてしまった、


また冷めたコーヒーを飲む羽目になってしまった、


冷めたのを通り越して冷たくなってる、


ホットコーヒーがいつの間にかアイスコーヒーに変わってしまった、


アイスコーヒーを淹れた覚えはないんだが、


俺の猫舌と、


この忘れっぽい性格が悩ましい。