―――――
悪いけど、私の代わりに委員会よろしくー
治ったらパフェ奢るね!
―――――




昼過ぎに深町 美砂から私…中山 まひるへ送られてきたメール。



朝メール来た時は、具合が悪いのが滲み出て来るような苦し紛れの文章だったが、

午後になって、具合が良くなってきたようだ。

私に、委員会の代役を頼むメールが来た。


勝手の知らない委員会会議への参加を断りたい気持ちもあるけど、

具合が悪い時はお互い様だし、
朝よりも確実に元気になってる美砂にホッとして、「会議くらいおやすいご用」と思う気持ちが上回っていた。









「ケータイ見つめてどうした?」



突然目の前に影ができる。


パッと顔を上げれば……




「あ…朝倉君…」


私の彼氏である朝倉 樹君が、真上から見下ろしていた。