ケータイ小説 野いちご

泣き虫な彼女・冷たい彼氏【短編】

彼の名前


「……。」

今俺は最悪の状況にたたされている。

目の前には教室まで迎えに行こうとした彼女。

そしてその彼女と廊下で“楽しげに”喋る男。

「……下の名前かよ。」

そして萌は男のことを和也と下の名前で呼んでいる。

こんな状況彼氏にとっては不愉快きまわりない訳で…。

「……ちっ」

俺の怒りのボルテージは上昇するばかり。

「萌、」

わざと低い声で彼女の名前を呼ぶと肩をビクッとさせこちらを見る萌。

「あっ高崎君迎えに来てくれたんだ。」

ちょっと待っててと言い彼女は鞄をとりにいくため教室に入っていった。





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