栞SIDE
誤解を解くって言っても紫苑君は怒ってたし...。
また怒鳴られるのが怖い。
どうしよう...。
そんなことを考えてると名前を呼ばれた。
「栞!ちょっといいか?」
「紫苑君...。」
そこには息を切らせた紫苑君がいた。
走ってそこに行く。
これが最後のチャンスだ。
誤解を解こう。
でも...
「栞、ごめん。俺あんなこと言って。」
「え...?」
先に誤られて戸惑った。
「俺、栞のこと好きだからカットなって...。」
好き...?
嘘...だよね。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…