「遠藤さん、あなたに怪我はないんですね?」 私は、ふかふかのソファに腰掛けながら頷いた。 白髪交じりの校長が優しく問いかけた。 私の前には、校長のデスク、そして校長。 私の横には、岩波。 そして、座りもせずに険しい顔をしているのが、 私を殴ろうとした担任。