やむをえず守山くんの家に泊まったデートの日から。 彼の前で泣いたからか。 あまり人に話したことがないことを話したからか。 殴られたことがばれたからか。 私はもう彼としゃべることが怖くなくなっていた。 何故か向こうも話しかけてくることが目に見えて多くなって。 うれしい反面、私はとても困っていた。