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「別に心を許したわけじゃありません・・・」



「まぁまぁ~警戒しなくたって前みたいにきつい事言わないからさ?」



はるりんと明穂ちゃんのことを気にしないようにするために啓君と居る事にした。



やっぱり根は優しいのかもしれない。


本当に嫌な事は言わないし


行動1つ1つが気をつかってくれているような感覚。


「そんなに気を使わなくたっていいですよ?」


「そう?でも・・・君って小さくって可愛いからお嬢様みたいで思わずこういうことばっかりしたくなる。」


そう言って教室の扉を開けるから

ちょっと面白くなって笑っちゃった。


「ふっ・・・」


そこから2人で笑い合っていた。



はるりんじゃないのに楽しくって周りにこんな良い人がいたってことが分かった。