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廊下を進んで一番奥の方にある私とはるりんのクラス

2-5



どさっという音と同時に私が軽い悲鳴を上げて

その場に倒れた。


「きゃっ!?」



「ぅっわ!ごめんっ!」


と言って手を差し出すのは同じクラスの男の子


三崎啓<ミサキケイ>君。


「ケガとか無い?ホントごめんねっ・・・。」


ぅゎぁ・・・


本当に悲しそうな啓君。


「大丈夫ですよっ!心配しないでください。」


そう言ってにっこりと笑った。



私は未だはるりん以外の人には敬語だ。


さすがにまずいかな?

と思いつつもはるりんにしか心は許せずにいる。



「そっか・・・あははっ。良かったぁ。
  女の子にケガさせちゃったらどうしようかと思ったw
 それに春乃に殺されちゃいそうだしねw」