「こ、こんにちは…」
「仲良くねーよ」


二人同時に返事をする



「初めまして。私龍聖の彼女の『舞夜璃(まやり)』といいます。よろしくね♪」


舞夜璃…

どっかで聞いたな…


「舞陽瑠(まひる)の妹です」

「あ、生徒会長の…」

「はい。兄がお世話になってます」


どうやら生徒会長の舞陽瑠先輩の妹らしい

全校集会で妹の名前を叫ぶほど妹愛がすごい…

どおりで聞いたことあるわけだ


「舞夜璃、来るときにも言ったけどこいつが雅來だ」

「よろしく」


俺は彼女に軽く挨拶をした


「私のことは舞夜璃…呼び捨てでいいので」

「じゃあ、俺も呼び捨てで」