一人っ子の私は両親からとても愛されて育った。 特に母は私を可愛がり、私が何か失敗をしたり、ちょっとした悪さをしたりしても怒ったりせず、ニコッと笑って許してくれた 親としては少し甘いのかもしれないが、私はそんな母が大好きだった。 ある日、学校から帰って来て、リビングでテレビを見ていると電話が鳴った。