幸い、スナオさんの怪我は大した事なく、今日一日入院して明日には家に帰れると言うことであった。
 事故相手の厚意によって用意された個室には、スナオさんの家族や同僚、そして取引先の社長(もちろんDVDを持って帰った)などがお見舞いに訪れ、やがて面会の時間も終わり、夕食を食べテレビを見ていたら、いつの間にやら消灯の時間になり、現在に至ると言うわけだ。