「あーあ……瑞華行っちゃった……。」


普段のうるささはどこに行ったのかと疑うほど、切なげな声を出す大雅。


「まぁ週末になれば会えるんだし。

俺達も教室行こうぜ。」


そうクールに言ってみても、やっぱり考えるのは瑞華のことばかり。


「でもあの四角関係はスゴかったよなー!!

昼ドラ見てるみたいだったぜ。」


大雅………お前切り替え早いな。


もういつものテンションに戻ってやがる……。



















四角関係………か。



















ホントは………五角なんだけどな……。