ケータイ小説 野いちご

この苦しみから誰か助けてよ・・・。

第一話『変わってしまった母親』


美姫side

「今日も疲れたな~。」
私はそう言いながら家に帰る道を歩いていた
今日一日色々あったけど、とても楽しかった
幼馴染の智達とじゃれあったり、真衣と冗談で喧嘩したり・・・(笑)
翔は泣きながら止めてたな・・・(一発殴っちゃったけど(笑))
「あ。ついた」
そんな事を考えていると、あっという間に家についた
「ただいま。」
私がそう言って家に入ると、いつも出迎えてくれるお母さんの
真美「『おかえり』」
と言う、声がなかった
不思議に思ってリビングにつながってるドアを開けるとそこには・・・
真美「アハハハハ!!!!!」
ソファーに寝っ転がりながらテレビを見ているお母さんの姿だった
「お、お母さん。晩ご飯は?」
真美「そんなに食べたいんなら、自分で作りな!!!!!」
「お、お母さん?」
私はソファーにいるお母さんに近づき、腕を触ると
パシン!!!!
と自分の腕を叩かれてしまった
そして、お母さんはソファーからゆっくり起き上がって立ち上がると私を押し倒して私の手を踏んだ
「お母さん!!!!痛いよ!!!!!辞めて!!!!!」
真美「歯向かうんじゃないよ!!!!」
ドカッ
「ウッ」
お母さんはさっきまで右手を踏んでいた足で私のお腹を蹴った
ふと右手を見ると真っ赤に腫れていた
「何で、こんなことをするの?」
真美「ストレスが溜まってるのよ」
「『ストレス』?」
真美「いいわよね~?貴方は誰からも愛されて。チヤホヤされて。だから、私も愛してあげる。『暴力』という形でね」
お母さんはそう言うとまた、私のお腹を蹴ってきた
しばらくして、お母さんは蹴ってこなくなった
私が不思議に思って閉じていた目を開けると
真美「お。結構金入ってんじゃん。」
と言って、私のお財布から3万円を取っていくとこだった
私は文句を言おうとしたが、言ったらまた暴力を振るわれるきがして何も言えなかった
いや、怖くて何も言えなかった
真美「この事、誰にも言うなよ」
お母さんは低い声でそう言うと部屋から出て行った
私は痛い身体を無理矢理起こし、カバンの中から携帯電話を取り出し、携帯の電話帳から流歌の名前を探した
とにかく今は、流歌の声が聞きたかった
でもさっきのお母さんの
真美「この事、誰にも言うなよ」
と言う、声が頭にフラッシュバックし、携帯をとじた
あんな低い声でしゃべるお母さん、見たことなかった・・・
多分・・・いや、絶対誰かに言うと私・・・殺される・・・
そう思った私はコンビニで買ってきたカップラーメンを食べて、お風呂に入って眠った
次の日にはお母さんが元に戻っている事を願って・・・





< 1/ 11 >