ケータイ小説 野いちご

さくらんぼなあたしと王子様

臆病…卒業?

「雛斗…、雛斗…。」


雛斗の名前を何度も呟いた。

ダメ、もうダメ。

好きがどんどん大きくなっていく。

さっきの雛斗の表情を思い出すと

胸がズキンと痛んだ。


今、追いかけないと後悔する!!

でも…限界ってあたしといるのが
もう限界ってことだよね…?

あたしがイヤになって逃げたのに、

追いかけられたら迷惑なだけじゃ…。

ううん。あたしが雛斗の所に

行きたいから、行くんだ。

あたしのしっかりとした意志…。

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