図書当番も、あれからあたしたち
にはまわってこなくて、
隣の席だけと話すこともなくて…。
暑い、暑い夏休みが近づこう
としていた。
「あーつーい!!」
駅から学校まで歩く道のりで
パタパタ、下敷きで仰ぎながら騒ぐ
世羅ちゃん。
ケータイ小説 野いちご
さくらんぼなあたしと王子様
熱、さくらんぼ、記憶?
この気持ちは何味?
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熱、さくらんぼ、記憶?
この気持ちは何味?
図書当番も、あれからあたしたち
にはまわってこなくて、
隣の席だけと話すこともなくて…。
暑い、暑い夏休みが近づこう
としていた。
「あーつーい!!」
駅から学校まで歩く道のりで
パタパタ、下敷きで仰ぎながら騒ぐ
世羅ちゃん。