「っ・・・。」

でっ出来ない・・・。
何でっ!!
何で出来ないのっ!!

「もうっ!!」

時計を見てみる。
午前0時。

「・・・。」

ごっ・・・。

「午前0時っ!!」

五時間っ!!
あれから五時間もたってのっ!!

もう日向寝ちゃってるかなぁ?

「・・・。」

てか、私がお菓子を作って持って来るのを本当に待ってるのだろうか?
仮に私がお菓子を作れたとしよう。

『日向♪お菓子出来たよぉ!!』

『えっ?お菓子?』

『そう、お菓子!!』

『・・・。あー、確か頼んでたっけ?ごめ〜ん。遅すぎたからその辺にあったお菓子食べちゃったぁ。だからお腹減ってないんだぁ。むしろお腹いっぱい。ごめんねぇ?』