日向・・・。
あなたが何故私に覚悟しとけと言ったか今なら分かるわ・・・。

夜がやって来て私たちはあることを始めた。
誘って来たのはもちろん日向なのだが・・・。

「ひっ日向っ!!ちょっ強すぎっ!! 」

「ま〜ね♪当然でしょ?」

勝ち誇ったように私を見下ろす日向。

悔しいっ!!悔しいすぎるっ!!

私たちは今ゲームをプレーしている。

てか、日向強すぎるんですけどっ!!

「お願いっ!!もう一回やらしてっ!!」

いろいろ考えてたらいつの間にか負けていた私。

「え〜。もう五十回くらいやった気がするしぃー。飽きたぁ。」

だるそーに返答してきた日向。

「そこを何とかっ!!」

負けたまま終わる何て絶対やだっ!!

頭をペコペコ下げる。

「うーん。・・・。」

悩んでる悩んでる♪
よしっ!あとひと押しっ!!

「いーじゃん日向ぁ!!何でもするよ?日向の為に一肌ぬぐよぉ?」

「えっ?何でも?」

きょとーんと私を見つめる日向。
『本当ーに?』何て日向が聞いてきたから『もちろん!女に二言はないっ!!』って言ってやった。

「ふ〜ん。本当なんだ・・・。」

私をまじまじと見つめる日向。