私は次の日から、

とにかくメガネ君を避けた。


自分の行動に

責任が持てなかったから。


「ねぇ、有紀。」


「どうしたの?」


「誰にも取られたくなって

気持ち、それって、

その人のことが・・・

好きってこと?」


「そうだね、それは、

まさしく愛だ」

ニヤリと笑った有紀。