――えりside――


自分の気持ちを知ってから西村先生を直視できなくなっていた。


ただ、告白されて意識しているだけ。


そう思っても頭に浮かぶのは西村先生のことばかり。


やっぱり好きなのかな…?


先生がほかの女子と話していると何かイラつく。


もしかして…  これが嫉妬!?


そんなことを毎日感じながらもう1ヶ月近く経っていた。


そして放課後、なぜか西村先生に呼び出された。


何!?私、何かした?


「そこへ座って」


と会議室に連れてこられた。


何かピリピリしてない?


「あの、どうかされたんですか?」


よく分からないけど、恐る恐る聞いてみる。