ケータイ小説 野いちご

【短】泳いでね、スー ②〜まだ終わらぬ震災の中で〜

◎エピローグ
これから



時は流れて…、

2012年3月。


石券市の周辺の海岸線を泳いでいたら、陸から凄い視線を僕は感じたんだ…。


ジッとその方向を見ていたら、オババが近付いて来てその視線の正体を教えてくれた。


「あれはな、日本全国から贈られた、500体のひな人形の視線じゃよ。
あの人形達は、11日の追悼式典の翌日に、供養されるらしいぞ。」

って。


あれ!?オババはどこでそれを知ったの?

でも、尋ねようにもオババはもう泳ぎ去っていた。



そっか…あれから…1年になるのか…。




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