そこには教室の前の廊下に
私の机が置いてあった。

”仏花と一緒に”
”まるで死んだ人のように”

机を引きずりながらドアを開けた

ドカッ

「イタッ…」

黒板消しが降ってきた。

女子の笑い声が心に突き刺さる。

「あれれぇ?死んだんじゃないのぉ?
まさか霊っ?みんな~近づかないほうがいいよぉ~wwwww」

甘ったるい声がした。
”華澄”

いてもたってもいられなかった。

私は屋上へ向かった。