俺は優しく抱き締めかえした。

「歩乃香、俺はお前より2つ上でおじさんかもしれない。」

「うん??」

でも、それでも...

「俺はお前のこと、
妹なんて思ったことねぇよ。」

「え...。」

歩乃香はポカンとした顔で、
俺を見上げる。