「6つのグループに分けるんで、くじ引きで決めますっ!!」
それから、毎日は忙しく過ぎていく。
舞は、勇心と実行委員の仕事をしていくうちに、クラスの女子とも仲良くなることができた。
彼の周りでは、常に笑い声が飛び交っている。
そして舞もまた、以前からは考えられないほど積極的な行動を身につけていくのだった。
「じゃあ、俺らが最後やなぁ」
そう言って、空のティッシュの箱に入れたくじを引く彼。