ケータイ小説 野いちご

ヤクザを愛したヤクザ

終わり
誓った夜



『寒いなぁ…』

窓に目を向けると外はもう真っ暗。といってもまだ19時。冬は暗くなるのが早い。


『仁也さん、少し出てきます』

襖越しに話し掛ける。
許可を出してもらえるだろうか。

「わかった。あまり遅くなるなよ」

『はい。いってきます』

仁也さんに許可をもらった私は玄関に向かった。

「よお、夜嘉。怪我どうだよ?」

『松本さん、こんばんは。怪我はもうだいぶよくなりました』

「そっかよかったな」

『はい。心配していただきありがとうございました』

久しぶりに松本さんに会った。最近会ってなくて懐かしく感じた。

って時間がないし。

『あの、私用事があるので失礼します。』

「おお、悪いなひきとめて。いってこい」

『では失礼します』

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