ケータイ小説 野いちご

社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中

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「母さーん!シェービングの買い置きはどこなんだ?」

「洗面台一番上の棚の左。あー、じゃなくて洗面台の下収納の右側の紙袋の中」





お布団から顔を少し出しながらお父さんとお母さんの会話を聞く。


こんな騒がしさは今日だけではなくいつもの事で懐かしいとしみじみ思ってしまう。





「母さん母さん」

「次はなにがないの!?」

「この前買ったネクタイって」





そろそろ私もお布団から出てダイニングキッチンに向かわなくちゃ。


いつもならこの時間は起きて朝ご飯の為にキッチンに居る時間だもん。


けど今は実家にいて全てお母さんがするから寝てなさいって言ってくれるだろうけど、そう言われたってこんな風にごろごろするのは気が咎めて嫌になってくる。




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