―――理由なんてよくわからない ただ、助けたかった その燃えるような瞳に 私を映し出してくれたら 私を、刻み込んでくれたら 「―――ふぁぁ…」 竹中さんが我が家に住み着いてから早3日。 現代のことを何も知らない彼は子供同然だから一から教えなければならないのが大変だけど、ものすごく飲み込みがよく全て一発で覚えてくれるのが唯一の救いか。 どこの軍かは教えてくれないけど、自称戦国一の軍師だというのは伊達じゃないのね。