「かけるっかけるっ起きてよねぇ大丈夫?!」

あたしは必死にかけるを呼ぶ…

「嫌だ…嫌だ嫌だ嫌だかける…」

やっぱりそうだ。大切な人はみんなあたしのせいで不幸になる。


その時、だった。
















































「ん…」


かけるが返事した…!


「かける?かける!?ごめんねあたしのせいで。待っててね今救急車くるから!」


あたしが泣きながらいうと。

「そっ、か…らむ?」

「なに?」

「キス。して…」

「え、キス?」

「そ…俺、ラムがキスしてくれたら、元気になれる…」

あたしはそっと屈んで翔にキスをする。

「ん…」

「寝てて。」

「ずっと、そばにいろよ…」

「うん…」

翔が眠りについた頃、救急車がきて、翔を運んでいったー。