「「えええええええええええええ?!」」

あたしとかけるのお母さんの声が重なった。

ち、ちょっと待って!

だ、誰と結婚するっていった?

タカノラム?

ダレデスカソレ?

ーってあたしのこと?!

そんなまさか…

「だーかーらー。羅夢と結婚する。だから、ごめんなおふくろ。見合いなしっていうことで。んじゃっ。あとはよろしく~。」

かけるはそれだけいうとあたしを連れて部屋を飛び出した。