―――――… バァァァァァンッ!!! 「うおっ!?!?」 「!?!?」 「…?」 「………。」 「…何の音かしら?」 突然響いてきた巨大な音。 ドアが精一杯蹴破られたような、何かが爆発したような、ひどい爆音。 「…李玖、」 「なっ…俺かよ?……み、見てくるけど!」 一番最初に驚いた声をあげた李玖が、蓮士の一言で様子を見に行った。