次の日から
あの5人組は信じられないくらい話しかけてきた。
「・・・これは嫌がらせですか?」
大「違うし!!」
「・・・うっとうしいんですけど。」
真「だったら俺らに守られるって言ったら?」
「はぁー・・・」
相手にするのも疲れたため、スルーしておいた。
そうこうしているうちに、やっと万里と二人で話す機会ができた。
万「苺にべったりだね、あの人達。」
そう言ってクスクス笑ってきた。
「笑い事じゃないから・・・。
ほんとうざいし。」
万「まぁ・・・せっかくのあれなんだし、守ってもらったら?」
「冗談やめてよ。
私より弱い人達に守ってもらうなんてありえないし。」
万「・・・苺より強い男なんかそういないと思うよ?」
「うるさい!!
とにかく守ってもらうなんてありえないんだから!!」
万「意地っ張りなんだから・・・」
そう言って万里は私のほっぺをつついてきた。
私はその手をのけて、お手洗いに行くことにした。
.