あたしたちは、“ホテル”に向かった。


あんな話してからじゃ…


気まず過ぎて協力なんて出来ないもん。


だから、土下座でもして隠し場所を教えてもらおうと思ったんだ。




「「…ただいま。」」


「おっ!帰ってきたか!…って、なんか暗いな?」


「そーですかぁ?そんなことないって!ねっ隼人?」


「お、おう!何言ってんの!?センセー!それより、鍵どこ?」




あたしたちは、いつもよりハイテンションで喋っていた。


みんなは気づいてなかったみたいだけど、


あの4人は気づいてたみたい…だね(苦笑)